
まず伝わってきたのは、保育器にいた頃のA子さんの魂の思いでした。
「なんだよバカヤロ〜〜〜〜〜〜。保育器の中。穴から入ってくる大きな両手。お母さんじゃない手、手、手、手、。いつなんどき入ってくるかわからない。うわっ またきた。今度はなにされるんだ?変な管を口に入れられたり、ベタベタ体をさわられたり、なんかわけがわからず体を持ちあげられたり。遠くの方に大きな白い服の女の人たちが たくさん行ったりきたりしている。歩く度にこっちをのぞきこんでいくの。
なんだ?なにするの?あんた誰?
まだよく目も見えぬうちから、医療関係の人々がかわるがわる世話をしてくれるのが、不快だった。
まったく油断できないんだもん。お母さんのことずっとまってるのに、やわらかいやわらかい手だと思ったら、あれ?変だ。ちがうにおい。あれ?おかしい。またちがうよ。
かわるがわるあらわれて、お世話してくれる大人たちが、あ〜〜〜もう〜〜〜〜〜〜〜〜〜
うっとおしい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 いいよいいよ おかあさんいないよ。
おかあさんじゃないなら いらないよ せめてしずかに眠らせてよ。
少しもうろうとした意識の中で、次々とあらわれる刺激に なんだかどうでもいいや、とふてくされてみたり、いらついたり、淋しさをまぎらす精一杯の心の動きがみられています。」

次に保育器での潜在意識に影響された現在のA子さんの状況が伝わってきました。
「自分から目的を持って人に近づく時、相手がその目的にふさわしい人であることがわかっている場合は、本来のあなたの知性的な面や、親切で熱意ある面が最大限に発揮されて、人から注目される仕事をこなすことができます。一方で、よく分からない相手、なぜ相手が自分に干渉するのかわからない いらつき、目的が明確でない人間関係は時に非常にストレスフルで怒りすら感じてしまう。
なんなのよ、誰あんた。うるさいわよ。とっとと用をすませてあっちに行ってよ。
心のどこかでそう思いつつも自分の立場についても学びつつあるので、笑顔でがんばろうと努力されます。新生児期の不特定多数の医療者のケアに心底頭にきていた赤ちゃんの心もあるようです。

続いて現在に影響している前世の意識が感じられました。
「昔から職人とか一人でお仕事をするのが大好きでした。誰にも邪魔されずに自分が納得のゆく仕事、作品作りがしたかった。でも純粋なあなたの魂の前世は、どこかで『皆と共有すること』に憧れを抱いていました。
〜私が夢みている自由で創造的な町ができれば、みんな楽しく暮らせるのになぁ。〜
そんな夢をみながらも、現実の人々はあなたが思い描く夢の町とは程遠い、みにくい、わからず屋ばかり。
〜現実の人間なんてつまらない〜
理想に近づくために相手に手を差し伸べてあげることを忘れて、一切を拒絶して生きてしまった前世もあったようです。」
そして私の魂からA子さんに対するメッセージが続きました。
「今回の新生児期の経験は大きな学ぶべき体験でもあったようです。大きなストレスではあったけれども、自分の力では生きることができない時、『頼みもしないのに助けてくれるおせっかいな大人たち』に助けられた。それによって大きなストレス、イライラを心に受けたものの、そこにあなたが学ぶべき何かがあるのかもしれません。
『親切な相手に笑顔で身を守る』ことから、怒りを出しつつ触れあう、影響しあう。コントロール不可能な場面を柔軟に乗り切る。自分をさらけ出し、弱い面を恐れず出してしまう。
『敵』がいる限り心は休まらず、『敵』にやさしくすることは疲れと嫌悪を引き起こす。敵でも同士でもない、ただ魂と魂の出会い。身構えずに、流れに任せてしまうような接し方をされてみるのも良いかもしれません。
〜今度生まれてくる時は、お母さんの腕で守ってもらえるように、元気な元気な赤ちゃんで生まれたい〜
人々の『手』にうんざりし、ゆったりできる安全な場所を求め、憧れ、ゆっくり深呼吸を始めているようです。」
「怒りは幼少期の両親の過干渉に対するものだと思っていたけれど、保育器の中から始まっていたんですね」とホッとしたような笑顔をうかべていたA子さん。その後数日間は気分も体も重く、不調が続いたそうです。チャネリングにより潜在意識が刺激されて、不調が顕在化することがあるのです。
その後のヒーリングでA子さんは保育器での潜在意識が表出し、ずいぶん軽くなったと嬉しそうな表情で教えてくれました。潜在意識は次々と表れます。閉じ込めて終わりにせず、ひたすらに癒しを進めていくことで、心と魂が安定してきます。