
前回の記事、胎内心理について数件お問い合わせを頂きました。
皆さん、興味があるところのようです。説明いたします。
成長して顕在意識で考えている自分が忘れてしまった胎内意識・潜在意識があります。
忘れたといっても、潜在下の強い情動(悲しみ、怒りや絶望、またうれしさや楽しさ)は
何かの拍子に顕在意識にのぼってきます。
理屈ではどうにも解決できないイライラや不安、恐怖。「どうしてあんなこといったんだろう?」
顕在意識の自分と潜在意識下の自分とのギャップが大きくなるほど、こうした問題が出てきます。

A&Aでは、メンタルセラピー(潜在意識の癒し)、メンタルヒーリング(胎内意識の癒し)を行います。本人の様子や生育歴から潜在下の意識を推測するだけではありません。
ヨガの実修や自動書記を指導して、本人から胎内意識や潜在意識が表出するのを援助するのです。
セラピストがそばにいて、表出した悲しみや怒り、両親に対する愛情飢餓の訴えを受け止めます。声をかけ抱きしめ、ミルクを飲ませたり、お菓子をあげたり。
本人がありのままに思い出すこと、理解する人がそばにいることで、傷ついた心が癒されていくようです。

私自身の経験や、川上先生から教わった事例によると、胎内意識や潜在意識と現在の症状は深く結びついています。例えば、胎児期に不安や緊張が続いた人は、手に汗をかく。胎児期や幼少期、日常的に父親が威圧的な声で母親を責めていると、成人男性の大きな声がいやでたまらない。母親のつわりがひどく、胎内で十分栄養が取れず、過食になる。胎児期に臍帯が首に絡みつき、首の周りの違和感を訴え襟が詰まった服が着れないetc.
こうした症状の原因はひとつだけではなく、胎児期・幼少期の意識、前世の意識、他者から来る意識が複合して起こってきます。自分が理解できることや、今一番自分に影響を与えていて癒す必要がある意識に焦点をあてて、因果を解きほぐしていきます。

「もう大人なんだから、両親のことを理解してあげなさい」
顕在意識で考えを変えていくことは確かに大切です。でもそれだけでは限界がある。
潜在下の意識を癒すことが顕在意識の努力にもつながると考えます。
どちらも自分自身への取り組みなのです。
意識を癒しながらヨガや瞑想を続けていると、自分の中から成長する力が湧き起こるのを感じることがあります。心と魂の成長と自立を目指し、正しい指導を受けることが大切です。
<参考>
潜在心理学論:川上光正先生著